まるで洗車機の中に
いるかのような、突然のスコールに見舞われる船中。500m先の僚船を見失う程の激しい風雨。一瞬壊れたかと思う魚探。夜の海は、恐ろしいです。
この日のイカメタル便は、先日の反省を踏まえて小浜沖。結果からするとこっちで良かった。そんな気にさせられます。相変わらず早い潮に最初のポイントを諦めてアンカーを揚げると、チェーンとアンカーが絡んでる。。。いきなりテンションdown。。。なんとか正常に戻して僚船が居る側に移動。潮加減も良く、ここに決めた!とアンカーと投入。潮加減の確認のため、20号の鉛スッテを投入し出来そうな事を確認してから、皆さんに開始の合図を送ります。私の仕掛けは回収して。。。して?回収?ん?鯖か⁉も~~!とゴリゴリ巻いてくると。。。。
良く肥えた、サゴラwスッテ丸呑みで、基本カラーの赤緑殉職。。。そしてテンションダダ下がり。。。夏らしくなってきた?と言うのか。春の終わりと言うのか。海の中は、まだまだ夏になってないご様子。最近、それを思うのが、こちら
数時間経っても、白くなって死なないイカ達。もちろん弱って白くなるのも居ますが、夏になると、表層の海水を汲み上げるライブウェルシステムでは高水温によるイカの死滅が起こります。が、しかし。最近のイカメタル時に思うのが、海水温度が低いせいか、こうして元気に泳いでるのです。と、言うことは、海水が表層でも温度が低いって事なんですよね。これは、魚にも影響しますし甘鯛なんかの底付近の魚にまともに直結しそうな感じもします。逆に、低水温期に元気な魚なんかは、この7月でも食いが立って釣れるんでしょうね。勝手な考察ですが、あながち間違いでもなさそうです。
さて、この日は潮加減よさげな場所に陣取ったんですが、日が暮れて時間が経つほどに流れがきつくなってきました。最終的には25号でなんとかできる程。そんな折に、突然の風と、海面が泡立つほどの豪雨に見舞われます。ほんと、洗車機に車を入れて中から見てる時の光景を思ってください。そんな中でも、みなさん頑張ってくれました。ここ最近では、一番釣果が出ましたよ。それでも平均5杯程度なんですけどね。小浜の夏は、ほんと遠くてこのまま終わってしまうのでは?と、げんなりします。イカ釣り好きのお客様には酷な話ですが、どこで爆発するのか?ほんと先が見えないイカメタル。今年の小浜は厳しさしかありません。お魚釣りしましょう!
では、釣果報告です
この日は、基本カラーの赤緑が、良かったようです。終盤は、紫などの濃い色味も釣れましたね。まだまだ、修行場の小浜沖でした。