第2回 ESO-CUP開催‼

さぁ、今年も始まりました。小浜の初夏の到来を告げる大会

【OnlyOne vs マッスルOne ESO-CUP】

その、第2回大会が22日行われました。このESO-CUPですが、なぜ大会として始めたのか?簡単に主旨を説明しますと・・・

普段の釣りで、甘鯛や真鯛などを狙ってタイラバやジグで釣りをしてると【釣れてしまう外道】の代名詞ESO。小浜名物とまで言われてしまい、忌み嫌われるお魚で、釣り人を残念な思いにさせる魚。でも、そんな釣れてしまうESOも釣られる側からすれば、釣られたくて喰ってくるのではなく、自然の中で生きていく過程で【捕食】する行動が強すぎるが為に動くもの何でも捕食してしまう悪食さが、このような結果を生むのです。ですが、大切な命です。そんな残念がられるESOも年に1度くらいメインターゲットとして勝手ながら人間側が対象にしてしまおうじゃないか。傷つけ捨てるのではなく、有難く頂こうではないか。ESOが釣れた事で、喜んでみようではないか。そんな思いから、この大会を昨年から始めた次第です。甘鯛、真鯛、レンコ鯛・・・色んな魚に混じって釣れてくるESOでも素直に喜んで欲しいんです。

さて、この第2回ESO-CUPですが、初回より大きく変わったことがあります。それは【協賛】です。私、OnlyOneが熱い思いを載せた12ページにもなる企画書を有名釣具店様宛(U社・B社・I社)に提出し、3社中2社(U社・B社)の釣具店様がお応えくださいました。(残念ながらI社からは、回答すらありませんでした。きっと企画の魅力が伝わる所か、回答することすらバカらしいと思われたのでしょうか。。。残念です)企画に賛同頂いた釣具店様には、感謝しかございません。ありがとうございます。OnlyOne&マッスルOneで微力ではございますが、精いっぱいお返ししたいと思います。あと地元釣具店様は2つ返事でご協力頂きました。ほんと心強いです。さらに、個人的に協賛頂きました、当船技術指南役顧問の永井さん、Nさん、沢山の協賛品をご提供頂き、ほんと感謝致します。

では、第2回ESO-CUPのご報告です。

今回も、2隻がほぼ同じ場所で流すスタイルで行いました。当日は、昼から強風になる事から早朝よりお集まりいただき、大会主旨の説明と大会ルール説明と安全な釣りを行って頂くためのマナー等をお話しするミーティングを行った後、2隻への参加者振り分けをくじ引きで行いました。

まだ、夜も明けきらない時間帯でのお話しでしたが、皆さんしっかり聞いて頂けましたね。

このあと、予定時刻より少し早く出発です。

走り出す頃にはすっかり夜も明けてきました。自分の船をこうやって見ることは無いので新鮮です。約1時間程度でポイントに到着。合図とともに一斉にスタートです。

私の中では、先日までESOは一瞬で釣れるイメージでしたので、白熱したバトルが繰り広げられると確信していたのですが・・・・。ところがですよ。。。なかなか釣れないのです。当日は第1回大会優勝のA氏も乗船していたのですが、レンコ鯛すらまともに釣れない状況。やっと釣れたESOは開始から30分以上かかるくらいでした。ビックリです。また、釣れてくるESOが小さい。。。前日も、なかなかの優勝サイズがここで釣れていたので期待してたんですが。私も、そんなはずは・・・と思いJIGで探ってみたところ!いきなり優勝サイズだろうと思われるESOを掛けてしまいましたw焦ります。皆さんには、これくらいのサイズが目標だと思いますと言い残しリリース。その数分後に待望のHit!大きく竿が曲がります。これは!どうだ!?と揚がってきたのが

結果的に当日の優勝サイズとなった50㎝のESO。当船では、この魚が目標となって皆さん頑張ってくれました。が、しかし。釣れてくるのは30㎝弱の小型ばかり。なかなかキープに至りません。もちろんこの時は、まだまだ釣れるはずって思ってましたから、皆さんも余裕のリリースを繰り返しています。後にこの選択が、大きな影響を与えるとは思わずに。。。

さて、もちろんESO だけを狙っているのではありません。甘鯛や真鯛が釣れてくる最中に釣れるESOが目的ですからね。もちろんこの魚も

2回目のタイラバで、初の甘鯛を2匹も釣ってしまったお客さん。大会としての魚ではありませんでしたが、Nice甘鯛Getおめでとうございます。他にも良く肥えた鰺!しかもタイラバサビキに2匹Hitですよ。最高です。

そうこうしてると、久々にヤツの姿が

大会第3位になった41㎝のESO。納竿時間も差し迫ってきた状態でしたので、慌ててキープとなりましたね。じつはこの後。。。。後の計測でブッチギリの1位になる55㎝のESOを釣りあげてしまったのです。しかし、大会ルールで、最初のキープ1匹で勝負するので、残念ながらキープできずでした。幻の優勝魚でしたね。こんなこともあるんで、キープする魚の精査は運も必要なんですよ。この大会ルールの面白いところだとも参加者から多く賛同頂いてます。

その後、あちこち探すも、なかなかESOすら釣れない状況が続き、大会としてこのままでは終われない事から、1時間延長戦に。何とか魚が居ることを証明したく私も探ってみますが

なぜか、真鯛が釣れてしまいました。この日ばかりは、甘鯛も真鯛も『おまえじゃない!w』となってしまいます。ですが、お客さんのお土産としてキープです。この後、何も音沙汰なく時間だけが過ぎてしまい、残念ながら風も強くなってきたので納竿と大会終了のお知らせとなり帰港致しました。帰港後は、キープされたエントリー魚4匹の計測を行いましたが、4匹しかエントリーできていない事に、ほんと申し訳ない思いです。逆に、この渋い状況でエントリーされた参加者様は、凄い事だと思います。

では、大会結果の発表です

第2回ESO-CUP 優勝 50㎝ Kさん(OnlyOne乗船) 1年間はESO₋Kingと呼ばれますのでw

大会以降でOnlyOne or マッスルOneへのご予約時は必ず『ESO-KingのKです』と名乗って下さいねw

第2位 ガリオことガリオ(マッスルOne乗船) 45㎝  ふ~ん。すごいね・・・w うそうそwおめでとうね~

第3位 Iさん(OnlyOne乗船) 41㎝ 影の優勝者w悔しさは大会NO.1だったんじゃないかな?w

その悔しさから、第3回も参加するぞ!って息巻いてましたね。楽しみにしてますね

第4位 Iさん(マッスルOne乗船) 40㎝ 惜しい!1㎝差で第4位でしたね。前日のアジングで体力使い果たしましたね。

第3回参加するときは、前日しっかり寝てから挑まないと集中力無くなってダメねw

残りの参加者様方は、ノーエントリーとなってしまい、参加賞を授与して当日の総評と御礼を述べて、大会の閉会式となりました。

最後に参加者全員で集合写真。こんなへんてこりんな大会に参加頂きありがとうございました。また、ESOもお持ち帰り頂き食べてみるとの事で、大変感謝です。釣り業界では未利用魚としてのESOですが、加工にひと手間加えて頂くと、見た目からは想像できない旨さのある魚です。次回の乗船時もESOに嫌悪感を抱くことなく、釣れてくれた事に感謝してあげて下さいね。それでは、第3回の開催がきっとある事を願って、おしまいにします。皆様、第3回でお会いしましょう!それでは。

【大会運営】

OnlyOne 船長:辻本  マッスルOne 船長:増田

【協賛】

・アサヒレジャー株式会社 フィッシング遊 様

・株式会社ヨコハマ 釣具のブンブン 様

・若狭/小浜 ビック釣具店 様

・OnlyOne技術指導顧問 永井誠一 様

・OnlyOne 常連 N 様 

Follow me!