やっと出港出来たんですがね
楽しんで頂ける釣行になったか?は些か不安ではありますが。
本日は、日中で外湾のエサ五目と夕刻から折り返しの湾内アジング便で行って来ました。(今回は1回で釣果報告になります)
外湾エサ五目は、随分久々でしたが、出港自体が2週間ぶり。長く乗ってないと操船を忘れてしまいそうでしたよ。最近は、めっきり朝晩は秋を感じる気候になってきましたが、海の中はまだまだ夏の盛り~晩夏って所でしょうか。夏の魚達は元気いっぱいで困ったちゃんだらけです。五目なので、いろんな魚達が釣れてくれないと困るんですが、メインの甘鯛に到達することが極めて困難。なぜって?それはですね。。。。
レンコ鯛がこの日は異様に元気でした。どこに行っても、何をしてても、どんな釣り方でも爆速で釣れてきます。しかも手のひらで収まるサイズ~中型までだったのでサイズ感はイマイチでしたね。どうも、沖で底引き網船が稼働を始めたようで、網から抜ける小型、中型が逃れて集まっているようです。
時折、ましなサイズも釣れますが、行けども行けどもレンコの嵐が収まらない感じです。こんだけ釣れてしまうと、他の魚も見たくなりますが、どこ行っても先にレンコが喰ってくる状況でしたので、苦労されたと思います。
とまぁ、邪険にされてしまうレンコ鯛ですが、実はとても旨味の強い魚です。我が家は、レンコで鯛めし作ります。子供たちも真鯛よりレンコで作った鯛めしが好きなようで。小さいのは、酢漬けですね。おいしくできれば、酒の肴に抜群のアテが出来ますよ。
当日は他にもサバやカイワリが少し顔を出してくれており、レンコに嫌気がさしてきたころにひょっこり釣れてきます。あとは小浜名物のESO!そんな感じで、前半戦はレンコのオンパレードでした。後半戦に入り、少し風向きも波も変化が合った頃に待望の魚が!
やっとの事で、甘鯛の顔が見れました。内心ホッとしていました。でも、そこからが続かないんですよ。最近の甘鯛。この後、またしてもレンコのRushが始まり、四苦八苦していたころに
突然ポンっと釣れてくる甘鯛。もう少しポロポロ釣れてくれると良かったんですけどね。
納竿時間を迎えたんですが、なんかもう少し釣り足らない(数じゃなくて種類?)感じだったので、30分だけ延長戦突入!甘鯛もしくはレンコ以外の魚が顔を出さないか?期待。このころは少しレンコのRushも落ち着き、妙に静かな海に。『なんか急に釣れんくなってきたなぁ』なんて会話していた時、静かにコッソリリールを巻いていた方が突然、びっくりしたような声が漏れたのでwどうしたの??って
甘鯛釣れてるやんw下船後にお話を伺っていたところ、レンコが続いていたことで、この時もレンコだと思って巻いていたら、違う魚影に疑いと、浮いてきた甘鯛についつい心の声が漏れたそうです。それほど嬉しい価値ある1尾になりましたね。数釣りも楽しいですが、目的の魚が、どんな形であれ自分の仕掛けに喰ってくるのと、耐えて耐え抜いた先に、求めていた魚を手にした安堵感と高揚感は、例えようがありませんからね。そりゃ、声も出てしまいます。
たぶん、声が出たのも。。。。ふか~い、ふか~い海の底で
まさかのトラギスwキス釣りのゲストで釣れてきますが、水深は数m~せいぜい30mくらいでしか見たことないです。まさかの水深でこの魚に出会うとは思ってもなかったですね。でもこれだからエサ釣りは面白いのかも。初乗船頂きましたが、かなりインパクトが強い事象となりましたよ。
あと、探していた魚を、常連のガリオが釣ってくれました。
本カワハギ!(丸ハギ)です。小浜では、なかなか見ないんですよね。ウマズラはいっぱいいるんですけど。これは私も嬉しい1尾でした。
と、まぁ。なんだかんだで五目は達成したものの、私的には幾分か華が無い釣りになってしまい、冒頭にも書いたように楽しめたのかなぁ?と些か不安になる内容でした。お土産の数は、相当量でしたがw
ここからは、後半戦の湾内アジングへ折り返し。
当日は、夕刻より雨模様との予報でしたが、出港時には降らずだったので行けるか?って思いながらの出港でした。
今回は、サポーターご夫婦のTERAちゃん&しーちゃん、今日はノッてる男ガリオ、先ほどのトラギス狩人(ハンター)Kさんとの釣行。
風もなく、波も穏やかな予報だったので、今回は少し沖に出てみようと、走ってみたんですが、到着すると南風が時折強く、しかも波もまずまずあって釣り難いときた。点灯して暫くすると、抜群のベイト感度が入りまくるんです。そこからは最悪でした。まずはTERAちゃんがGo氏に開幕1投めで秒殺。しーちゃんもGo氏と格闘。ガリオさんはフグ。私もフグ。ハンターKさんもフグ。さらにサバと、アジに届かないまま、秒殺で仕掛けか錘かワームが無くなっていきます。電気を点けて1時間程してからはさらに、そう加速度的に奴等の反応も上がってきており絶好調。『あぁ~おもんない!』となってしまい、このまま湾内に戻ることに。そこでも、Go氏の存在は他魚の追随を許さず、猛威を猛攻を暴君が如く仕掛けてきます。ほんと、たまたま底まで到達したときが鰺のchanceなんです。そんな感じなんで、数は伸び無い、錘は底をつき、仕掛けも無くなる始末。心も萎えバッキバキに折られて、雨にも打たれて。。。大変つらい湾内アジングになってしまいました。
でも、常連さん達は、なんだかんだ頑張って20程釣ってましたが、高い鰺になてしまいましたね。今回、ハンターKさんは初アジングで厳しいデビューとなりましたが、これに懲りず、また挑戦して頂きたいですね。
日中、夜間と、皆様お疲れ様でした。次回のご予約をお待ちしております。HPをご覧の皆様も、心に余裕と屈しない気持ちを持たれる自信のある方、是非、湾内アジングに挑戦してみて下さい。『たかが鰺に\7,000円?』と思われると思いますが、超ライトな装備で、意外と突っ込む鰺の引きにビックリされると思います。やれば解る面白さと、ハマる要素は抜群にありますよ。